友人の結婚祝い マナーとギフトを選ぶ際のポイント

結婚祝いは基本的に、現金・プレゼントのどちらでも問題はありません。中には“両方”を結婚祝いとして贈る方もいます。すでにランキングや口コミを参考にしているが「どちらを贈るか迷う」と悩まれている方へ、まずはそれぞれのメリットをご紹介します。

◆現金

結婚式や新生活にかかる費用として充てることができる、という点は最大のメリットといえます。結婚式の準備をしたり、新生活に向けて生活環境を整えたりと、結婚祝いを贈る時期は、相手がなにかと準備をしている時期でもあります。その際に、現金を贈ることで相手は必要なことに費用として充てることができるため、間接的に相手の新生活を応援することに繋がります。

◆ギフト・プレゼント

結婚という、友人の新たな門出を“祝福する想い”が伝わりやすい点がギフト・プレゼントを贈る最大のメリットです。贈る相手のことを考え、時間をかけて選んだギフト・プレゼントには、自然と想いがこもります。結婚祝いを選ぶ際には、ポイントがありますので後ほどご紹介します。

渡すタイミングは、「結婚式を挙げる・挙げない」場合で異なります。

◆結婚式を挙げる場合

結婚式・披露宴を行う2ヶ月～1週間前までに贈るのが一般的です。友人が遠方にお住まいの場合は“宅配便”を利用し、直接渡せる場合はできる限り“手渡し”が望ましいです。ただし、結婚式当日にギフト・プレゼントを手渡しすると荷物を増やしてしまって申し訳ないな…という気持ちになることもあるかと思いますので、余裕をもって事前に渡すことを心がけましょう。

◆結婚式を挙げない場合

結婚の報告を受けて、1ヶ月以内に贈ることが一般的です。結婚式を挙げる場合と同じように、遠方の場合は“宅配便”、可能であればできる限り手渡しをしましょう。また、結婚祝いは「大安」や「先勝」といった日が、縁起のよい日とされていますので、いつ贈ろうか悩んでいる方は、ぜひ参考になさってください。

プレゼントを選ぶ際のポイントは、以下の2つです。

◆相手が新生活で使えそうなもの

これから始まる二人の新生活を想定して選ぶのがポイントです。例えば、生活家電・食器・タオルなど、二人で使える実用的なアイテムは、新生活の即戦力となります。もし二人の好きな色やデザインがわからない場合は、シンプルなデザインのアイテムを贈りましょう。

◆相手の必要なもの・欲しいものを聞く

迷って決めることができない…という方は、相手に直接聞くのも一つの手です。その際は、相手が必要なもの・欲しいものを遠慮なく伝えてもらえるように聞くのがポイントです。例えば「二人ともおしゃれな食器を探していたよね？」「お酒好きだったよね？」など、相手が探していたものや好きなものを挙げて、相手の「これが欲しい！」という本音を聞き出します。具体的なアイテムを聞くことができなくても、ギフト・プレゼントとして贈る目星がつくと選びやすいです。

友人へ贈る結婚祝いの相場は？

一般的なご祝儀（結婚祝い）の相場は、1万円～3万円だといわれています。金額は、友人との関係性にもよりますが「結婚式に出席するか・しないか」が結婚祝いの金額を決める際、一つの判断基準になります。

◆結婚式に出席する場合

一般的な相場は、3万円です。この金額には「披露宴の食事代＋引き出物代」が含まれており、3万円以上にすることで、新郎新婦にご祝儀を残せる内訳となるのです。披露宴前にギフト・プレゼントを贈った場合でも、披露宴当日にはご祝儀の用意が必要です。「プレゼントを贈りたいが予算を考えると悩む」という方は、友人同士で贈るなど、工夫をしてみてください。

◆結婚式に出席しない場合

「披露宴の食事代＋引き出物代」を考慮せず、1万円が相場となっています。相手が親しい友人の場合、結婚祝いのギフト・プレゼントの金額を高めにするなど、祝福の気持ちを贈りものに込めて選んでみてください。

友人の結婚祝いにおすすめのプレゼントとは？

友人への結婚祝いギフト・プレゼントとしておすすめの、人気ランキングの常連であるアイテムを3つご紹介します。

◆食器

実用的なアイテムの代表各である食器は、人気のある定番アイテムです。例えば、おしゃれなブランド物の食器は、新婚夫婦の食卓を華やかに彩ります。食事の時間が待ち遠しくなる、そんなギフト・プレゼントとして人気があります。また「2本で1組」であることから、縁起がよいとされる「箸」も人気です。

◆フラワーギフト

前述の「食器」は実用的な面で人気があり、「フラワーギフト」はインテリアとして二人の部屋を明るくするおしゃれなアイテムとして人気です。その種類も豊富で、アレンジメント・プリザーブドフラワー・ハーバリウムなどから選べます。「花言葉」を意識して選ぶと、より結婚祝いにふさわしいギフト・プレゼントになります。

◆名入れギフト

近年では、相手の名前をボトルやラベルに入れることができる「名入れギフト」が人気です。友人の大切な門出に、世界でたった一つのおしゃれなギフト・プレゼントを贈ることができます。「婚約・結婚おめでとう！」という心からの祝福の気持ちを形にして伝えたいという方にぜひおすすめしたいアイテムです。様々な種類のある名入れギフトの中でも、「名入れのお酒」はお酒好きな二人におすすめです。

友人へ贈る結婚祝いは名入れのお酒が最適！

友人へ贈るのにぴったりなギフトをお探しの方の中には、人気ランキングや口コミなどで「名入れお酒」という言葉を見かけたことがある方も多くいらっしゃるでしょう。

なぜお酒が結婚祝いにおすすめかというと、披露宴や会食など人が集まる際に振る舞えるからです。披露宴はもちろん、結婚後は報告を兼ねての食事会や、新居の場合は人を招く機会もあり、新郎新婦は訪れる人をもてなすことが多くなります。そのときに、ギフト・プレゼントとして贈ったお酒は、お祝いの席に華を添えるアイテムとなります。

お祝いの席で大活躍するお酒の中でも、「名入れのお酒」は特別なギフト・プレゼントとしておすすめです。二人の名前や祝福のメッセージが入ったボトルや甕は、お酒を楽しんだ後にも「記念品」として形に残せるため、ギフト・プレゼントとして人気があります。

そんな結婚祝いのギフト・プレゼントとして最適なお酒の中でも、種類によってお祝いにふさわしいとされる理由が異なります。こちらでは、シャンパン、日本酒、泡盛をご紹介します。

◆シャンパン

フランスのシャンパーニュ地方で栽培されたブドウのみで作られているため、高価で希少な1本として人気があります。発泡性ワインであるシャンパンは、その泡立つ様子から「幸せが湧き上がる」という意味を持ち、縁起がよいとされています。

◆日本酒

古くから日本のお祝いごとに深く関わりのあるお酒です。原料であるお米は縁起物とされています。そんなお米で作られた日本酒は「災いを避け、福を呼び込む」お神酒として用いられたり、新たな門出を祝う「鏡開き」に用いられたりと、古くから愛される伝統的なお酒として、またお祝いのお酒として人気があります。

◆泡盛

タイ米と黒麹菌で作られており、日本最古の蒸留酒として、600年におよび現代までその伝統が受け継がれています。ボトルや甕など容器を問わず熟成する、世界でも類稀な「育てるお酒」です。時間とともに熟成が進み深味が増す泡盛は、これから新郎新婦が重ねる時間とともにゆっくり熟成されます。二人の新たな門出を祝うお酒としておすすめです。

前述したように“種類によってお祝いにふさわしいとされる理由”が異なります。相手への祝福のメッセージを込めて、お酒を選んでみてください。また、食事の場で楽しむだけでなく、お祝いの席の儀式として用いることができる場合もあります。

例えば、かりゆし沖縄では「水合わせの儀式」を泡盛で行うことをおすすめしております。水合わせの儀式とは、結婚する際に新郎新婦双方の実家の水を一つにすることで、二人の新しい家庭を表現する古くからの儀式です。

空の甕に一升瓶の泡盛をみんなで注ぐことで、思い出もともに甕に詰め込み、やがて泡盛の熟成が進むにつれて世界でたった一つの泡盛古酒へと育ちます。また、新郎新婦お二人の名前が刻まれた特別な甕で行うと、より特別感が得られます。これは泡盛だからこそできる最高の贈り物です。

「何か結婚の記念に残るものを贈ろう」とお考えの方は、ぜひかりゆし沖縄にお任せください。婚約記念・結婚祝いのギフト・プレゼントとしてふさわしい泡盛をご用意しております。13種類の甕・15種類のボトルからお選びいただけます。